不動産会社と連携し理想の店舗を見つける方法|成功する店舗開業のためのステップガイド②

不動産会社と連携して理想の店舗を見つける方法|鍼灸・柔整・トレーナー必見!成功する店舗開業のためのステップガイド 独立開業
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「そろそろ出店したい」「今後、開業を考えている」とお考えの鍼灸マッサージ師や柔道整復師、トレーナーの方も多いでしょう。

しかし、何も考えずに出店を進めると、思わぬトラブルが発生する可能性があります。

そこで、今回は店舗物件の賃貸借契約までの流れを確認し、スムーズな開業を目指しましょう。

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店舗物件契約までの流れ

店舗物件の契約に向けた流れは、大まかに以下のとおりです。

マンションやアパートを借りる際と大きな流れは変わりませんが、店舗物件特有の注意点もありますので、しっかりと確認していきましょう。

  • 出店プランを考える
  • 出店したいエリアの現地調査
  • 不動産会社へ問い合わせ
  • 店舗物件の内見
  • 申し込み
  • 契約

第2回は「不動産会社へ問い合わせ」、「店舗物件の内見」について紹介します。

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③不動産会社へ問い合わせ

開業に向けて不動産会社に問い合わせる前に、希望するエリア、家賃、条件、必要な設備や搬入したい物品、間取りなどをあらかじめ考えておきましょう。

具体的には以下のような点を明確にしておくと、スムーズな物件探しが可能です。

ポイント詳細
必要な設備駐輪場や駐車場の有無
治療用ベッド(例:2台置けるスペース)を設置するためのスペース
トレーニング器具(パワーラックなど)を設置するためのスペース
間取り施術スペース
待合室の広さ
トイレと洗面台は別が良いか

具体的な条件を伝えることで、条件に合った物件を紹介してもらえます。

不動産会社へのアプローチ方法

地場の不動産会社に相談

地域に根付いた不動産会社は、そのエリアの情報を詳しく把握しています。

出店したい細かいエリアが決まっている場合は特におすすめです。

各社で特色が異なるため、複数の会社に相談することでより多くの情報を得ることができます。

店舗の賃貸仲介に特化した不動産会社に相談

住居系の賃貸仲介ではなく、店舗物件に特化した不動産会社もあります。

広いエリアで物件を探したい場合(例:東京都の都心3区など)に適しています。

専門知識を持った担当者が、あなたのビジネスに合った物件を提案してくれるでしょう。

ポータルサイトで検索

全国の空き物件を気軽に検索したい場合に便利です。

さまざまなポータルサイトを活用して気軽に情報を確認できます。

ただし、情報が古い場合もあるので、詳細は必ず確認するようにしましょう。

アットホーム
【アットホーム】貸店舗・空き店舗・テナント物件を探す|賃貸店舗 (athome.co.jp)

テンポスマート
【居抜きとは】居抜き物件・貸店舗・居抜き店舗探し | テンポスマート (temposmart.jp)

テンポダス
居抜き物件・貸店舗・テナント検索 テンポダス [Tempodas] – 未公開物件多数

店舗ネットワーク
【店舗ネットワーク】貸店舗探し・テナント物件専門情報サイト (temponw.com)

物件に掲示された看板から問い合わせ

現地調査中に「テナント募集中」の看板を見かけたら、その不動産会社に直接問い合わせてみてください。

興味のある物件があれば、即座にアクションを起こすことが重要です。

商工会議所や自治体に問い合わせ

地域の活性化を目的として新規テナントを誘致している自治体や商工会議所も、有力な空き物件の情報を持っている可能性があります。

また、開業に向けた補助金を提供している地域もあるので、興味のあるエリアがあれば問い合わせてみる価値があります。

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④店舗物件の内見

気になる物件が見つかったら、必ず内見を行いましょう。最近はオンライン内見やVRが普及していますが、実際に現地を訪れることが重要です。

室内だけでなく、建物自体や周辺環境を確認することで、契約後のトラブルを避けられます。

内見時のチェックポイント

アクセスの確認

主要駅や道路からの距離を実際に歩いて確認し、お客様にとって分かりやすい位置かどうかを評価します。

施術後の帰りやすさも考慮に入れましょう。

物件共用部・周辺の状態

エントランスや廊下、階段などの共用部が清潔かどうか確認します。

特に治療院やマッサージ店では、お客様が気持ちよく利用できる環境が重要です。

ゴミが散乱している場合、管理が行き届いていない可能性があります。

また、非常階段の喫煙跡がある場合、同ビル内での管理の甘さを示しているかもしれません。

共用部に私物が置かれていると美観が損なわれ、避難経路を妨げる原因にもなります。

搬入経路の確認

店舗入口の間口や共用部の広さを確認し、必要な什器や機器が問題なく搬入できるかをチェックします。

特にメジャーを持参すると便利です。

搬入時に物件を傷めないためにも、慎重に確認しましょう。

室内の確認

広さや柱の位置、天井の高さなどをチェックし、機器や備品を設置した際に運営上問題がないか確認します。

特に居抜き物件でない限り、内装工事が必要になることを念頭に置きましょう。

騒音や臭気、明るさも確認し、施術やトレーニングに適した環境かどうか判断します。

建物設備の確認

必要な電気、ガス、水道、換気、通信回線、冷暖房設備が整っているかを確認します。

特に電気容量が足りない場合、工事が必要となるため、契約前に詳細を確認しましょう。

エレベーターの有無も重要です。

特に階上で開業を考えている場合は、搬入のしやすさを考慮してください。

看板の設置可否の確認

看板を設置するためのルールが存在します。

屋外広告物法や地域の条例に従い、事前に許可を得る必要があります。

勝手に看板を掲示すると、トラブルになる可能性があります。

害虫や獣害の確認

同じ建物内に飲食店がある場合、害虫やネズミの被害に注意が必要です。

衛生面でのトラブルを避けるため、事前に確認しておきましょう。

館内細則の確認

館内細則には、エントランスの開閉時間やゴミの出し方など、使用に関するルールが記されています。

営業時間を設定する上で、重要な情報ですので、必ず確認しましょう。

成功する店舗開業のために

店舗物件の契約に至るまでの流れは、開業を希望する鍼灸マッサージ師や柔道整復師、トレーナーにとって重要です。

不動産会社への問い合わせを通じて、条件に合った物件を見つけます。

内見では、アクセスや周辺環境を確認し、契約書の内容に不明点がないかを注意深くチェックすることが必要です。

これらのステップを踏むことで、健全な店舗開業を実現できます。

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