スポーツ現場

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少年野球投手は年間100イニング以上投げるべきではない|投球制限の指標の一つに年間登板回数

少年野球投手は年間100イニング以上の投球でケガのリスクが3.5倍増加することが明らかとなりました。今回参考にしたのは2010年にアメリカスポーツ整形外科学会誌に掲載された論文です。しかし、この論文のケガ発生者は5.0%と少ないため、十分な有意差も示されていません。今回はその理由について記載しています。
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NFLの試合を支えるチーム|メディカルスタッフ30名のうち10名はアスレティックトレーナー

NFLの試合当日は平均してメディカルスタッフが30名活動しています。そのうちチーム専属アスレティックトレーナー8名と、どちらのチームにも属さないアスレティックトレーナーが2名、合計10名がアスレティックトレーナーです。今回はNFLで発表された「チームを支えるチーム」、メディカルスタッフの内訳を紹介します。
スポーツ外傷・障害

走ると膝の内側が痛い!「鵞足炎(がそくえん)」とその対処方法

膝の内側の痛みの一つ「鵞足炎(がそくえん)」。原因は同じ動作の繰り返しによる筋肉の張りで、動作不良や筋機能の低下もリスクになります。鵞足炎の急性期の対処法や、ストレッチ、スポーツ復帰の前に確認すべきことも紹介します。
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睡眠がバスケットボールのパフォーマンスを向上させる!シュート精度、スプリント速度、ジャンプ力、反応速度が上がる!

睡眠が増えるとバスケットボール選手のスプリントタイム、ジャンプの高さ、シュート決定率が上がることがわかっています。25件の研究論文から分析された「睡眠とバスケットボールのパフォーマンスについてのシステマティックレビュー」について紹介していきます。コーチングスタッフやアスレティックトレーナーは睡眠を練習の一環として最優先事項として考えるべきです。
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スポーツのリカバリー戦略|心理的アプローチ・睡眠・治療編

トップレベルのアスリートは、限られたリカバリー時間で連続した試合を行うことが頻繁に求められます。今回は心理的アプローチ、休息と睡眠、フォトバイオモジュレーション治療、LED治療、鍼治療をクローズアップしてエビデンスに基づくリカバリーについて紹介していきます。
スポーツ現場

スポーツのリカバリー戦略|身体的アプローチ編|クールダウン、ストレッチ、冷水浴、コンプレッションウェア、マッサージ、電気刺激療法

トップアスリートは、限られたリカバリー時間の中で、過密な試合や練習を行うことが頻繁に求められます。身体的アプローチ編ではクールダウン、ストレッチ、冷水浴、コンプレッションウェア、マッサージ、電気刺激療法をクローズアップして紹介しています。
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スポーツのリカバリー戦略|栄養編

スポーツリカバリー戦略についてエビデンスに基づく栄養学的視点からみていきます。スポーツにおいて疲労やパフォーマンス低下から素早く回復することは重要です。炭水化物、タンパク質、ビタミン、クレアチン、β-アラニン、重曹をクローズアップしています。過密な試合スケジュールや、練習、合宿などにおいて、身体疲労や精神疲労、パフォーマンス低下から素早く回復することは重要です。
スポーツ現場

若年者の周囲から喫煙者を排除せよ!常習喫煙者の9割が18歳までに喫煙を始めている

米国の研究論文では、成人の常習喫煙者の88%が18歳までに、99%が26歳までに喫煙を開始していると報告されています。たばこを吸ってみたいと思ったきっかけのほとんどが周囲がたばこを吸っていて、たばこが身近にあったからという理由でした。喫煙者は受動喫煙だけでなく、他人の喫煙習慣まで左右することになることがわかりました。
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高校野球と投球障害|主力投手の多くが痛みを抱えながら投球を続けている

日本の高校野球のケガに関する調査をまとめたところ、主力投手の8割がケガを経験しています。また公式戦登板投手の2~5割が痛みを感じながら投球を続けていたり、普段の練習でも8割の選手が痛みを感じているようです。今回はこれらについて詳細な内容を紹介していきます。
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選手のケガ把握していますか?ユース選手の87%がケガをしてもプレーを続けている

スポーツチームにおいて指導者やアスレティックトレーナーはどこまで選手のケガを把握しているのでしょうか。87%の選手が「ケガを隠してプレーを続けた経験がある」と回答しています。また選手の4人に1人は、ケガを隠してプレーを続けることが「とてもよくある/よくある」と回答しています。今回はニュージーランドの研究を紹介します。
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