懸垂とは
懸垂は広背筋や大円筋といった肩関節伸展筋を効果的に鍛えることができるエクササイズです。
プルアップ、チンアップ、チンニングとも呼ばれています。(チンは下顎を意味します)
懸垂が自体重でできるようになるためには、広背筋や大円筋の強化や、減量などで体重を軽くする必要があります。
懸垂が楽にできるようになったら
自体重で懸垂が10回以上できるようになると、懸垂が少し物足りなくなってきます。
どうにかして負荷をかけていきたいと思うことも多くなってきます。
今回は、ディッピングベルトとレジスタンスバンドの2種類の負荷を紹介します。
ディッピングベルトを使う
ディッピングベルトは、チェーンにプレートを通し、腰に引っ掛けることがで自体重+αの負荷を加えることができ、効果的なトレーニングにつながります。
2.5kgや5kgなど軽量のプレートから始め、10kg、15kg、20kg、25kgと、段階的に高重量のプレートを使用していくと良いでしょう。
ストレングスバンドを使う
懸垂の負荷としてストレングスバンドを使用する際は、重め(20kg以上)のダンベルをプルアップバーの真下に置き、ストレングスバンドをダンベルのグリップ部に括り、腰に引っ掛けます。
この状態で、プルアップバーを掴み、懸垂を行います。
これにより、最下点であるスタートポジションではストレングスバンドが短縮し、体重負荷が軽くなります。
プルアップバーを引いて体を挙上させるにつれ、ストレングスバンドが伸張し、体重負荷が重くなります。
体が挙上すればするほどレジスタンスバンドの負荷が強くなる特性上、最後の最後まで挙上しきれなくなることが多くなります。
ストレングスバンドについては下記の記事でも紹介しています。
負荷をかけて懸垂しよう!
トップアスリートの中では、柔道やレスリングといった格闘技選手、クライミング選手、競泳選手などが性別を問わず負荷をかけて懸垂をしています。
皆さんも是非、ストレングスバンドを使って懸垂ライフを楽しみましょう。
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