トレーナー必携品
アスレティックトレーナーは様々な競技種目のスポーツ外傷・障害に対応ができるための道具や用具を揃えています。
今回はアスレティックトレーナーが取り揃えている必需品のうち、アイシング用グッズを紹介します。
アイシング容器
アイシング容器はビニール袋や氷のうを使用します。
本サイトでは衛生面や管理のしやすさ、コストの面からビニール袋を推奨しています。
ビニール袋
ビニール袋は様々な厚さと大きさのものがあります。
アイシングを目的としたビニール袋は下記のものを調達しておきます。
上記のビニール袋が用意できれば、汎用性もかなり高いものになります。
対象部位が広い場合は、大きめの袋を使うより、複数作成して使用した方が良いです。
氷のう
氷のうはアイスバッグとも呼ばれています。
様々なサイズがあり、耐久性があるため何度も再利用することができます。
アイシングに用いる場合は氷のみを投入し、水は入れません。
下記の使用方法の通り、アイスバッグのシワを使用して絞り出すようにして空気を抜くことで、患部に氷が密着しやすくなります。
アイシング固定用品
アイシングを患部に固定するためには、アイシングラップやバンデージを使用します。
本サイトでは衛生面や管理のしやすさ、コストの面からアイシングラップを推奨しています。
アイシングラップ
アイシングを患部に固定、圧迫するために使用します。
慣れてくるとアイスパックの圧迫の強さも調整可能で、関節も固定できます。
ホームセンターで木材や段ボールなどを束ねるものとして使用されているもので代用できます。
バンデージ
バンデージは厚みと伸縮性のある包帯で、幅と長さに様々なものがあります。
アイシングラップと比較するとソフトな肌触りで、ある程度強い張力を掛けても痛みを感じにくい点がメリットです。
また、洗濯・乾燥により、何度も再利用することができます。
番外編:マイクロカレント(微弱電流)療法機器
マイクロカレント(微弱電流)を搭載した超軽量・コンパクトながら、12時間の連続使用が可能です。
自宅はもちろん、フィールドや移動中など場所を選ばず、いつでもケアが行えます。
ほとんど刺激を感じない微弱な電流が効果的に働きかけ、捻挫や肉離れなどの急性期、慢性期でも患部をケアすることができます。
3種類のモードがあらゆるシーンで効果的にケア 「MODE」と「LEVEL」を選択するだけで、自動的ににケアができます。
リチウムイオンバッテリーにより、最大12時間の連続使用が可能で寝ている間でもしっかりとケアすることができます。
パッドの上からアイシングも可能で、スポーツ外傷の急性期はアイシングと併用して使用します。
番外編:熱中症対策のアイシング用品
バケツ
熱中症対策として手掌前腕冷却法を用いる場合に氷水を張ったバケツを使用することがあります。
突き指など、手先や足先など凹凸のある部位に対してアイシングをする際は、紙コップやバケツを使用します。
折りたたみタイプのバケツは持ち運びに便利です。
クライオキャップ
氷水を張ったバケツに手や足を入れて手首や足首のアイシングを行う際に、指先が冷えすぎて耐えられないことがあります。
これにより、患部の冷却が不十分となってしまいます。
クライオキャップを用いることで指先が極度に冷えすぎることを防ぎます。
ネッククーラー
本体に直接水を入れて冷凍庫で凍らせたり、氷のうと同じく氷と水を入れるだけでも使用可能です。
セパレートタイプの場合、アーム部分を連結すれば首や肩部分を、アーム部分を分離すれば脇下、股関節などをアイシングできます。
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