トレーニング基本の「き」

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パフォーマンスピラミッドとは|アスリートがハイパフォーマンスを発揮するために必要な要素

パフォーマンスピラミッドはアスリートがスポーツでハイパフォーマンスを発揮するために必要な要素の構成体です。本サイトでは5つの構成要素に基づいたパフォーマンスピラミッドを推奨しています。良い競技成績を残すためには良い技術・戦術。良い技術・戦術を発揮するためには良いパフォーマンス。良いパフォーマンスを発揮するためには良い動き。良い動きのためには良い基礎が必要になります。
トレーナースキル

立甲のコツはゼロポジション!肩甲骨はがしの方法

立甲(りっこう)は肩甲骨はがしとも呼ばれ、背中で肩甲骨を立てる方法です。立甲ができると、背中で肩甲骨がはがれたかのように、肩甲骨下角や内縁が浮かびあがります。四つん這いになり背中をやや丸め、肩甲骨はやや外転位にしておきます。この状態で床を前やや外側に押すようにすることで力甲ができます。立甲はゼロポジションに近づき、肩甲上腕関節が最も安定する位置になるため、危険ではありません。この状態ができるようになるためにはローテーターカフの筋力が相当必要です。脱臼の既往やインピンジメント症候群など肩甲上腕関節に不安定性のある方にはおすすめしています。
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ベンチプレスで肩が痛い!大胸筋に効かない!ショルダーパッキングで解決せよ

選手がベンチプレスをしている際にコーチが「バーを胸につけろ」と指導するのを耳にしますが、ショルダーパッキングを十分に指導せずに、無理やりバーを胸につけると肩を痛めてしまう可能性が高いです。ショルダーパッキングを維持したまま、バーを胸につけることで、肩を痛めるリスクが減少し、大胸筋に効かせることができます。
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デッドリフトでは肩甲骨を寄せろ!ショルダーパッキングでバーが自然と体の近くを通る

デッドリフトをしている際にコーチが「バーを体の近くに引け」、「バーがももの前を擦るように」と指導しているのを耳にしますが、これは大きな間違いです。正しくは「すべての局面で肩甲骨を寄せて引き下げた状態を維持しろ」です。ショルダーパッキングが抜けるとバーが体から離れますが、ショルダーパッキングを維持しておくことで、自然とバーが体の近くを通るのです。
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ショルダーパッキングって何?トレーニング中上級者に必須の肩甲骨内転・下制ポジション

トレーニングに用いられるショルダーパッキング(Shoulder Packing)は、トレーニング動作中において肩甲骨を内転・下制位に保つ方法です。肩(肩峰)を下げ、できるだけ耳から遠ざけ、首を長くするイメージです。胸を張った姿勢で肩甲骨を内側に寄せ、引き下げます。この背中に肩甲骨を詰める動作をパッキングと表現しています。
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スクワットで腰が痛い?呼吸と腹圧でフォームを見直そう

高重量のスクワットではバルサルバ法を使って腹圧を高めた状態で行うことが鉄則です。腹圧を高められない場合、スクワットフォームや姿勢に影響が出て、腰痛の原因になります。もちろん、自体重や軽重量であっても腹圧を高めておく必要があります。スクワットで腰が痛くなるという方は、呼吸法や姿勢、フォームを見直してみてください。
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バルサルバ法とは?トレーニング中上級者で必須の呼吸テクニック

バルサルバ法とは、息を大きく吸い込んで止め、力強く息を吐き出そうとしながらこらえる方法です。息こらえ、努責、いきみとも言われ、主に高重量のストラクチュラルエクササイズ(脊柱に軸圧がかかるコアエクササイズ)で、腹圧を高める必要のある動作範囲で用いられます。トレーニング中上級者では必須のテクニックとなります。今回はその効果や手順を紹介しています。
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腹式呼吸と腹圧はなぜ大事?ブレイシングとドローイン

腹式呼吸と腹圧は意識して使えることにより腰痛予防に役立ちます。ブレイシングやドローインによって腹圧の強化ができます。腹圧が弱まったり、機能しなかったりすると、姿勢が悪くなり、腰痛の原因になります。筋筋膜性腰痛(非特異性腰痛)や、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、肩凝りや首の凝り、五十肩、骨粗鬆症を合併すると腰椎圧迫骨折などの発症リスクが高まります。
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