トレーニング基本の「き」 Butt Wink(バットウインク)を見逃すな!スクワットのエラー動作と改善法 バットウインク(Butt Wink)とは、スクワットの下降中のボトムポジションの近くで骨盤が後傾し、殿部が急に下がることでスクワットで代表的なエラー動作です。スクワットの際にお尻が下がる様子を、まばたきに見立ててこのような呼び方をしていると考えられます。股関節のモビリティ低下、体幹のスタビリティ低下が原因で発生することが多く、ヒップロッキングで改善させることができます。 2024.03.14 トレーニング基本の「き」
トレーニング基本の「き」 ヒップヒンジの基本とは?股関節を使って腰痛や膝痛を解消する ヒップヒンジは、股関節を蝶番のように動かすことで、体幹の安定性を保ちながら下半身の強力な動作をサポートする動きです。ジャンプやリフティング、スクワットやデッドリフト時のケガ予防や膝痛、腰痛軽減にも効果的です。初心者向けの練習方法も紹介しています。 2024.03.13 トレーニング基本の「き」
ツール HYPERSPHERE ハイパースフィア おすすめポイント ハイパースフィアはトップアスリートも愛用している直径12.7cmの振動マッサージボールです。基本的に床やマットの上に置き、体の部位の一部を押し当てるようにして使います。重量は1kgとずっしりしており、材質が硬めで球体のため、ピンポイントで鋭い刺激が必要な部位に用いることをお勧めします。 2024.03.12 ツール
スポーツ現場 ヒップロッキング|股関節モビリティと体幹スタビリティのコンビネーション ヒップロッキングを正しいフォームで行うためには股関節のモビリティと体幹のスタビリティの要素が重要です。スクワットのエラー動作も改善できます。股関節が詰まる人や腰が曲がってしまうバットウインクが生じる人は、ストレッチや腹式呼吸を用いた腹圧トレーニングを行いましょう。 2024.03.11 スポーツ現場トレーナースキル
トレーニング基本の「き」 パフォーマンスピラミッドとは|アスリートがハイパフォーマンスを発揮するために必要な要素 パフォーマンスピラミッドはアスリートがスポーツでハイパフォーマンスを発揮するために必要な要素の構成体です。本サイトでは5つの構成要素に基づいたパフォーマンスピラミッドを推奨しています。良い競技成績を残すためには良い技術・戦術。良い技術・戦術を発揮するためには良いパフォーマンス。良いパフォーマンスを発揮するためには良い動き。良い動きのためには良い基礎が必要になります。 2024.03.10 トレーニング基本の「き」
トレーナースキル 立甲のコツはゼロポジション!肩甲骨はがしの方法 立甲(りっこう)は肩甲骨はがしとも呼ばれ、背中で肩甲骨を立てる方法です。立甲ができると、背中で肩甲骨がはがれたかのように、肩甲骨下角や内縁が浮かびあがります。四つん這いになり背中をやや丸め、肩甲骨はやや外転位にしておきます。この状態で床を前やや外側に押すようにすることで力甲ができます。立甲はゼロポジションに近づき、肩甲上腕関節が最も安定する位置になるため、危険ではありません。この状態ができるようになるためにはローテーターカフの筋力が相当必要です。脱臼の既往やインピンジメント症候群など肩甲上腕関節に不安定性のある方にはおすすめしています。 2024.03.09 トレーナースキルトレーニング基本の「き」
トレーニング基本の「き」 ベンチプレスで肩が痛い!大胸筋に効かない!ショルダーパッキングで解決せよ 選手がベンチプレスをしている際にコーチが「バーを胸につけろ」と指導するのを耳にしますが、ショルダーパッキングを十分に指導せずに、無理やりバーを胸につけると肩を痛めてしまう可能性が高いです。ショルダーパッキングを維持したまま、バーを胸につけることで、肩を痛めるリスクが減少し、大胸筋に効かせることができます。 2024.03.08 トレーニング基本の「き」
トレーナースキル ゼロポジション(Zero-position)は一つではない?実は複数ある肩関節の最適なポジション 肩のゼロポジション(Zero-position)は肩甲骨関節窩の方向と上腕骨の長軸が一致する力学的位置として認識されています。この肢位では、すべての回旋筋(ローテーターカフ:棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の軸が一直線に並び、肩関節の安定に作用します。実は肩甲骨の位置によって、ゼロポジションの肢位が変わります。 2024.03.06 トレーナースキル初学者向け
トレーニング基本の「き」 デッドリフトでは肩甲骨を寄せろ!ショルダーパッキングでバーが自然と体の近くを通る デッドリフトをしている際にコーチが「バーを体の近くに引け」、「バーがももの前を擦るように」と指導しているのを耳にしますが、これは大きな間違いです。正しくは「すべての局面で肩甲骨を寄せて引き下げた状態を維持しろ」です。ショルダーパッキングが抜けるとバーが体から離れますが、ショルダーパッキングを維持しておくことで、自然とバーが体の近くを通るのです。 2024.03.05 トレーニング基本の「き」
トレーニング基本の「き」 ショルダーパッキングって何?トレーニング中上級者に必須の肩甲骨内転・下制ポジション トレーニングに用いられるショルダーパッキング(Shoulder Packing)は、トレーニング動作中において肩甲骨を内転・下制位に保つ方法です。肩(肩峰)を下げ、できるだけ耳から遠ざけ、首を長くするイメージです。胸を張った姿勢で肩甲骨を内側に寄せ、引き下げます。この背中に肩甲骨を詰める動作をパッキングと表現しています。 2024.03.04 トレーニング基本の「き」