直径約14cmの振動フォームローラー
バイパー3はトップアスリートもセルフケアで愛用しているコンディショニングツールです。
幅 33cm、直径 13.5cm の振動フォームローラーです。
バイパー2.0からグレードアップし、側面が曲線的な構造になりました。
基本的に床やマットの上に置き、体の部位の一部を押し当てるようにして使います。
重量は1.25kgとずっしりとしています。
材質はポリプロピレン製で円筒状のため、面で刺激が必要な部位に用いることをお勧めします。
Vyper 2.0 との違い
相変わらず振動の強さはパワフルです。
形状は若干細長くなりましたが、円筒の側面が曲面になったことにより、上肢や下肢をのせた際に横にずれ落ちることが少なくなりました。
また、人の体幹や四肢は曲面のため、当たる面が増えフィット感が良くなりました。
腰背部の外側にも振動を伝えられやすくなりました。
上記の違いはVyper 2.0でも大きな問題はないため、個人的にはVyper 2.0があるのであれば買い替える必要はないと考えます。
おすすめ部位
- 肩後面
- 腰背部
- 大腿後面(もも裏)
- 大腿外側面
- 下腿後面(ふくらはぎ)
- 足底(足の裏)
特に腰背部や下腿コンディショニングには最適です。
バイパーゴーを体に対して横向きに床に置き、腰背部に当たるように仰向けに寝ます。
お尻や背中を持ち上げ、やや体重を掛けるようにしながら腰背部の筋・筋膜をほぐしていきます。
もっとも刺激を感じるラインや、硬いと感じるラインを重点に持続的に押し当てます。
少し休憩をはさみながら3~4セット繰り返すと良いでしょう。
3段階の振動
振動は3段階です。
- 48Hz
- 60Hz
- 72Hz
周波数(Hz)は1秒間に何回振動するかの振動数の単位です。
個人的にはレベル2の60Hzで使用することが多いです。
ウォームアップやリカバリーに
トップアスリートは、ウォーミングアップやクールダウンの際に、筋を緩めたり、筋膜リリースに使用しています。
練習やトレーニング、試合後の疲労の回復や、コンディショニングやリコンディショニング、リハビリテーションの一環としてなど、あらゆる場面で活用できます。
ホテルや集合住宅での使用は不向き
ハイパースフィアと同様に、床の上に置き、体の部位の一部を押し当てるようにして使うことが多いです。
そのため、振動音が床を通じて建物内に広がります。
柔らかめのクッションやマットを間に挟んだとしても、隣接する部屋には使用していることがわかるくらいの振動音が聞こえます。
そのため、ホテルや集合住宅での使用は不向きです。
勝手に転がる
振動が強いため、電源を入れっぱなしにして床に置くと、床の上で飛び跳ねます。
放置していると勝手に転がって行ってしまいます。
円筒状のためハイパースフィアほどは制御不能ではありません。
バイパーゴーでは物足りない
バイパーゴーは、直径9cmと小さく、重量も340gと軽く、持ち運びに便利である一方で、若干振動が物足りなく感じます。
バイパーゴーよりも、個人的にはバイパー3をおすすめします。
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