トレーナー直伝!正しいアイシング用アイスパックの作り方

【トレーナー直伝】アイシング用アイスパックの作り方【スポーツ】RICE処置 スポーツ外傷・障害
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アイシングで急性炎症を抑え、回復をサポートしよう

アイシングは、スポーツ外傷や怪我の際に急性炎症を抑え、回復を促進するための効果的な応急処置方法です。

この記事では、トレーナー直伝のアイスパックの作り方や必要な道具について詳しくご紹介します。

救急対応については、下記の記事をご覧ください。

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必要な道具を揃えよう

アイシング用の氷は、冷却部位に適した形状を選びましょう。

大きめの氷しか用意できない場合は、アイスピックやハンマーで砕くと使いやすくなります。

最適な氷の形状については下記の記事を参考にしてください。

ビニール袋

アイスパック用には下記のビニール袋がお勧めです。

厚さ 0.03mm / 規格サイズ 12号

破れにくいものを選ぶと、使いやすさが増します。

患部の大きさに合わせて袋のサイズを変えたり、複数の袋を用意して冷却部位をしっかり覆いましょう。

氷のう

サイズがS/M/Lと、患部に合わせて使用可能ですがが、耐久性に注意が必要です。

使用後は洗って乾燥させて清潔を保つ必要があり、手間がかかるのがネックです。

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アイスパックを作ろう

アイスパックの作り方です。

アイスパックを作る手順
  • STEP1
    ビニール袋に氷を入れる
  • STEP2
    氷を平らに並べる
  • STEP3
    空気を抜く
  • STEP4
    袋の口を縛る

STEP1:ビニール袋に氷を入れる

ビニール袋に氷を3分の1程度入れます。

量が多すぎると袋の口を縛りにくいため、適量に調整してください。

1/3よりも多く入れると結び目が作りにくくなるため注意!写真のビニール袋はNo.13サイズ、厚さ0.02mm。氷の形状はフレークアイス。

STEP2:氷を平らに並べる

氷が体表にフィットするよう平らに並べます。

フレークアイスやピックアイスは厚みが3~4cmになるように、キューブアイスは1列に配置し、隙間をできるだけ少なくしましょう。

フレークアイスは溶けるのも早いため、厚みを意識して作るとよい。

STEP3:空気を抜く

平らに並べたら、親指と人差し指で輪っかを作り、輪っかの中に袋の口側を通します。

極力、氷に近いところを持ったら、口をつけて密着させ、口から空気を吸って袋の空気を抜きます。

空気を抜いたら、空気が入らないようにビニール袋を捻じっていきます。

口をつけて吸い込み、空気が抜けないようにしっかりと捻じる。

この時、袋の表面が氷に密着し、氷の形がはっきりとわかるくらい、かなり強く吸い込みます。

氷の形状が浮き出るくらい、強く空気を抜けると良い。

袋の口を縛る

冷却したい部位によって、袋の口を縛る位置を調節します。

冷却部位の特徴具体的な冷却部位結び目の位置
平らな部位、広範囲背中、腰、太もも氷に近いところにつくる
細い部位、凹凸のある部位肩、肘、手首、膝、足首など氷から遠いところにつくる

アイスパックの正しい使用法

患部にフィットさせる

氷の種類や結び目の位置を調節し、患部にぴったりとフィットさせましょう。

フレークアイスは形状に合わせやすいためおすすめです。

しっかりと空気を抜いておくと形状が崩れにくく、曲面にもフィットする。
写真はフレークアイスのため、結び目が氷に近いところにあってもフィットしやすい。

冷却時間の目安

アイスパックは患部に20分ほど当てると効果的です。

バンデージやアイシングラップを使用することで、患部の固定や保護も可能です。

アイシングは最初は冷たく感じますが、徐々に冷たさを感じなくなります。

冷たさを感じなくなったら、取り外してください。

冷却の持続時間や頻度は症状に合わせて調整しましょう。

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空気を残さないようにする

袋の中に空気が残っていると、氷が溶けたときに冷却ムラが発生し、効果が半減します。

しっかりと空気を抜いてから使用することで、より均等な冷却が可能です。

正しいアイシングで早期回復へ

アイシング用アイスパックは、簡単な手順と少ない道具で作ることができ、スポーツ外傷や怪我の応急処置に役立ちます。

患部にぴったりとフィットさせ、冷却時間を守ることで、効果的な冷却が可能です。

正しいアイシングで症状を和らげ、回復をサポートしましょう。

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