「JSPO-AT資格更新要件の改定に伴う移行措置」のユリーカスポーツ的解釈ver.

「JSPO-AT資格更新要件の改定に伴う移行措置」のユリーカスポーツ的解釈 有資格者向け
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2025年4月より更新単位制に

2025年4月からJSPO-AT資格の更新にあたり、単位制が順次導入されることになりました。

この単位の内訳については、以前の記事で紹介していますので参考にしてください。

この記事に掲載されている単位取得方法は、参考情報としてご利用ください。正確な情報については、必ず公式サイトをご確認ください。

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新しい資格更新要件の概要

要件1:10単位以上の取得

有効期限の6ヵ月前までに合計10単位以上を取得することが求められています。

要件2:BLS資格の保持

更新予定日を有効期限内とするBLS資格を、有効期限の6ヵ月前までに申請することが求められます。

なお、BLS資格は2024年9月末を目途に発表されるようです。

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「移行措置」が難解

本サイトのライターたちの間で議論になっているのが、既JSPO-AT資格保有者を対象にした「移行措置」。

非常にわかりにくい内容になっています。

引用元:https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/AT/20240418_AT%20License%20Renewal_Transitional%20measures.pdf

詳細は下記リンク先をご覧ください。

JSPO-AT資格更新要件の改定に伴う移行措置(2024年4月18日付)

「移行措置」本サイトの解釈

以下は、本サイトが簡潔にまとめた解釈です。

有効期限:2025年9月末から2028年9月末の方

要件1の移行措置

6ヵ月前までに旧要件Aを1回以上、または旧要件Bを2回以上参加することで、更新登録時に必要な10単位が付与される

旧要件A:1回の参加で資格更新できる研修会
旧要件B:2回の参加で資格更新できる研修会

要件2の移行措置

2025年3月末までに旧要件Aの受講実績がない場合、更新予定日を有効期限内とするBLS資格を、有効期限の6ヵ月前までに申請することが求められる
旧要件Bの更新研修受講実績のみでは、要件2を満たさない

新要件の適用

次の更新登録時(2029年10月以降)に新要件が完全適用となる

有効期限:2029年3月末の方

新要件が完全適用。

つまり2025年4月に登録または登録更新の方から順次、次回の更新登録時に新要件が完全適用となる。

本サイトの複数のライターで検証したところ「2025年4月より更新研修受講ごとのBLS資格保持の確認がなくなる点(更新登録6ヶ月前に申請)が、移行措置を理解しにくくしている」という結論に至りました。

旧資格更新要件 – おさらい –

下記の2種類の研修があります。

旧要件A:1回の参加で更新できる研修会

下記の研修会は1回の参加で資格更新の要件を満たすことができます。

研修会開催時期
スポーツメディスンフォーラム3月頃
よこはまスポーツ整形外科フォーラム6月頃
日本整形外科スポーツ学会学術集会6月頃
日本アスレティックトレーニング学会学術集会7月頃
日本腰痛学会10月頃
日本臨床スポーツ医学会学術集会11月頃

上記の研修会にて、JSPOが指定する演題の4時間以上の聴講が必要です。

参加者は出席確認カードと参加証明書類(ネームカードや参加証)の写しをJSPOに提出する必要があります。

旧要件B:2回の参加で資格更新できる研修会

下記の研修会は2回の参加で資格更新の要件を満たすことができます。

1回の参加の参加では資格更新要件を満たせませんのでご注意ください。

研修会開催時期
JSPO-AT連絡会議
都道府県ブロック会議等が主催する研修会 
各地区ブロック、各都道府県によって異なる
中央競技団体・プロスポーツ団体等が主催する研修会各競技団体・プロスポーツ団体によって異なる

未だによくわからない

今回は、ユリーカスポーツ的「JSPO-AT資格更新要件の改定に伴う移行措置」の解釈を簡潔にまとめました。

複数のライターの解釈をまとめた内容ですが、間違いや改善点などがありましたら、ご意見やご指摘をいただけますと幸いです。

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