初学者向け

縫工筋の筋力・柔軟性評価

縫工筋は「あぐら」をかくような下肢挙上時に使われる筋です。縫工筋の機能低下は、足でボールを操作するサッカーの動きに支障が出ます。また、腸腰筋と同様に強い股関節屈曲の作用を持つため、筋力低下が起こると走行時のリカバリーフェーズ(遊脚期の膝の振り上げ)で膝が上がりにくくなることもあります。縫工筋は脛骨粗面内側(鵞足部)に付着しており、筋タイトネスが高まると鵞足炎を発症することもあるため、注意が必要です。
初学者向け

腸腰筋の筋力・柔軟性評価

腸腰筋は強力な股関節屈曲筋です。腸腰筋を単独で筋力評価をすることは難しく、同時に他の股関節屈曲筋群を動員してしまいます。今回はROM、MMT、筋タイトネステストを応用した形での腸腰筋の筋力・柔軟性評価について解説しています。
初学者向け

大腿四頭筋の筋力・柔軟性評価

大腿四頭筋は強力な膝関節伸展筋です。起始・停止・作用などから、特に重要な内側広筋や大腿直筋の筋力・柔軟性評価の方法を解説しています。筋力・柔軟性評価はROM、MMT、筋タイトネステストの応用です。評価にはHBDやエリーテスト(Ely's test)の代償動作も配慮する必要があります。
スポーツ現場

筋タイトネステストって何?コンディショニング・リコンディショニングで必須の柔軟性テスト

筋タイトネステストは筋肉の硬さのことで、柔軟性の指標の一つです。主にアスレティックトレーナーが行うコンディショニング・リコンディショニングの時期に用いられることがほとんどです。スポーツ現場ではスポーツ外傷・障害による後遺症や、コンディション不良の原因の一つとして筋柔軟性の低下があり、それをスクリーニングするために筋タイトネステストをもちいることが多いです。
スポーツ外傷・障害

脛(すね)の内側が痛い!シンスプリントの対処法

シンスプリントはランニングによって脛骨(すねの骨)後内側縁に疼痛を生じ、脛骨疲労性骨膜炎とも言われています。一般的には、下腿後面の筋の牽引ストレスや、長母趾屈筋の使いすぎが原因として疑われています。今回は発症した際の対処法や痛みが治まったらすべきことを記事にしています。
初学者向け

ROMって何?リコンディショニング、リハビリテーションの基礎、関節可動域について解説

ROMは柔軟性の指標の一つで、主に単関節の可動域を評価する方法です。解剖学的立位姿勢(回外肢位)をベース(0°)とし、関節角度計を使って5°単位で評価します。リハビリテーションやリコンディショニングにおいて、ROMの頻出時期は初期段階です。大事な点は「筋の伸張による可動域制限の影響を極力なくす」ということです。
資格のこと

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)学校別合格者数一覧

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)の学校別合格者数をまとめてみました。このデータは、JSPO-AT検定試験合格者のうち、日本スポーツ協会のホームページへの情報公開の了承者数に基づいて手作業で作成しました。
論文まとめ

死亡リスクが40%減少する筋トレ×有酸素運動!筋トレは週30-60分が理想!なぜ?

筋トレと有酸素運動の組み合わせは、全死因死亡リスクを40%低減、心血管疾患による死亡リスクを46%低減することが明らかとなりました。また、週30-60分の筋トレがあらゆる死亡リスクを20%弱低減させることも明らかになりました。週140分を超えると筋トレは死亡リスク高まります。
初学者向け

MMTって何?リコンディショニング、リハビリテーションの基礎、徒手筋力検査法について解説

MMTは筋力評価の指標の一つで、主に単関節運動時の筋力発揮を評価します。MMTの頻出時期はリハビリ初期段階で、主に理学療法士が行うメディカルリハの時期に用いられますが、スポーツ現場ではスポーツ外傷・障害による後遺症や、コンディション不良の筋力低下を評価する際にも用います。今回はMMTについて解説していきます。
資格のこと

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)を取得できる学校一覧

2023年度現在、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)を取得できる学校を一覧にまとめました。北海道4校、東北3校、北関東5校、東京15校、南関東8校、甲信越3校、東海8校、近畿9校、中国・四国2校、九州・沖縄7校のリストです。
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