パフォーマンスピラミッドとは|アスリートがハイパフォーマンスを発揮するために必要な要素

パフォーマンスピラミッドとは トレーニング基本の「き」
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

より良い競技成績

トップアスリートは、世界記録を更新したり、オリンピックなどの国際大会で優勝したり、より良い競技パフォーマンスを発揮するために、日々トレーニングに励んでいます。

より良い競技成績を獲得するためには、パフォーマンスピラミッド構造の考え方が重要です。

スポンサーリンク

パフォーマンスピラミッド

本サイトのパフォーマンスピラミッド構造は5層構造をしています。

競技成績は、このパフォーマンスピラミッドの最も頂点に位置しています。

  • 良い競技成績を残すためには、良い技術・戦術を。
  • 良い技術・戦術を発揮するためには、良いパフォーマンスを。
  • 良いパフォーマンスを発揮するためには、良い動きを。
  • 良い動きのためには、良い基礎を。

下層が盤石でなければ、上層が脆弱になる構造です。

スポンサーリンク

上層の課題は下層で解決

このピラミッドの上層がうまく発揮できていないときは、下層を見直すことになります。

  • 競技成績が不十分であれば、技術・戦術を見直す。
  • 技術・戦術が不十分であれば、パフォーマンスを見直す。
  • パフォーマンスが不十分であれば、動きを見直す。
  • 動きが不十分であれば、基礎を見直す。

上層がうまくいかない原因は、下層に課題がある可能性が高いです。

そのため、ほとんどのケースで下層を評価し、課題を抽出します。

Results:競技成績

最上位層の競技成績は、それぞれの競技における目標達成です。

チームの勝利や、個人の目標達成がこれにあたります。

  • ベストタイム
  • ベスト記録
  • ベストスコア
  • 勝利
  • 上位進出

Skill:技術・戦術

2番目の層は技術・戦術です。これは競技特有の技術・戦術です。

競技動作を用いたテスト法によって評価されます。

機能的スキルは、アスリートがその競技とポジションでパフォーマンをどれだけうまくスキルに変換できるかの能力です。

Performance:パフォーマンス

3番目の層は、個人の機能的パフォーマンスや機能的動作を実行する能力です。

特定の動きがどのくらい速く、爆発的に、力強く、遠くに、長く、正確にという点で評価されます。

Movement:動き

2番目の層は人の「動き」を表しています。

読み英名意味
スタビリティStability安定性
モビリティMobility可動性(能動的)
フレキシビリティFlexibility柔軟性(受動的)
アライメントAlignment姿勢・骨配列

この他に基本動作がありますが、基本動作にも様々あり主なものは下記の通りです。

  • かがむ
  • 反らす
  • 四肢(上肢・下肢)を伸ばす
  • しゃがむ
  • 掴む
  • バランスをとる

上記の動きの基本的な動作パターンを代償なく実行できる能力です。

Fundamental:基礎

Fundamental はパフォーマンスピラミッドの最下層にある「基礎」です。

大前提に、心身ともに健康であるということが挙げられます。

  • 疲労の程度
  • 休養は十分か
  • 睡眠は十分か
  • 栄養は管理できているか
  • 体型は管理できているか
  • 心理的状態は問題ないか
  • メディカルチェックに問題がないか
  • 必要な用具・道具・防具は揃っているか
  • 必要なサポート(支援・人材など)は得られるか

主な確認すべきポイントを上記に列挙しました。

これらの健康状態に問題がある場合、上層に向くことはできません。

コンディショニングやリカバリーがカギとなっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました