遊び感覚でアジリティ能力や判断力が向上するセブンボール

遊び感覚でアジリティ能力や判断力が向上するセブンボール スポーツ現場
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

アジリティ能力とは

アジリティ能力は、様々なスポーツの場面で使われます。

アジリティ能力を構成する要素

①刺激への反応
②効率的な動作の開始
③適切な方向への移動
④素早い方向転換停止

相手やボールの動きに対して素早く反応し、迅速に、円滑に、効率的に、プレーを行うことを可能にする能力です。

方向転換はCOD(Change of Direction)とも言われています。

その一部は、アスレティックリハビリテーションにも応用されています。

心肺持久力や全身持久力などと呼ばれる有酸素能力を高めるトレーニングはこちら

スポンサーリンク

人数

基本的に4人で行うトレーニングです。

数か所に分ければ、数十人の大人数でも同時に行うことができます。

十分にウォームアップを行ってから実施しましょう。

スポンサーリンク

使用する道具

・ボール 7個(大小や形は問いません)
・ケンケンパリング 5個(コーン、マーカー、フラフープ、ラインで円を描いても良い)
・ホイッスル

準備

セブンボール中央にボールを7個置く

ケンケンパリングやコーンを図のように配置させます。

ボールを中央のケンケンパリング内に7つ置きます。

参加者4名は自陣からスタートします。

スタート

セブンボール中央から自陣にボールを1個ずつ運ぶ

ホイッスル等のスタートの合図で、中央のボールを取りに行きます。

ボールは1個しか持つことができないため、1個ずつ自陣に集めていきます。

ボールを自陣に置く際には放り投げてはいけません。

自陣のケンケンパリング内から外れたボールはカウントされません。

進行1

セブンボール自陣にボールを置いたら、再び中央から自陣にボールを1個ずつ運ぶ

自陣にボールを置いたら、素早く次のボールを取りに行きます。

進行2

セブンボール他者の陣地から自陣にボールを1個ずつ運ぶ

中央のボールが無くなった後は、他者の陣地からボールを取りに行き、自陣に運びます。

この際もボールは1個しか持つことができません

陣地から出ているボールも回収可能です。

勝敗

セブンボール最初にボールを3個集めたところが勝ち

自陣に最初に3個集めた人が勝者です。勝者が決まった時点で終了です。

勝負のカギ

左右、対角にいる他者の陣地を常に確認し、他者が3個集める前に、自陣に3個集めます。

そのため、他者の陣地でボールが2個揃っているところを瞬時に見つけ、ボールを取りに行きます。

また、正方形の場合、対角線の陣地は一番遠くなるため、原則は左右の陣地を狙うと良いでしょう。

バリエーション

セブンボール自陣のチームメイトに指示してもらうことで拮抗しやすい

4人以上いる場合は、チーム戦として行ってもよいでしょう。

走者でない者がコーチ役に徹し、次にボールを取りに行く陣地がどれかを指示するという方法もあります。

また、前走者がボールを置いたら次走者がスタートをする、リレー形式もあります。

その他の要素

いろいろな要素が考えられますが、下記を変化させると、問題点を解決したりターゲットを絞ることができます。

要素ターゲット
ボールを8個にする勝負が拮抗していて決着がつかない
決着を早くつけたい
距離を長くする有酸素能力(心肺機能)を高めたい
アジリティ能力よりもスプリント能力を高めたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました