JSPO-AT実技試験の流れ

JSPO-AT実技試験の流れ 検定試験 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 資格のこと
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理論試験に合格したはいいけど、実技試験の情報が少なくて、何をしたらいいかわからないよ。

実技試験の情報はあまり外に出てこないからね。

結果通知も合格か不合格の2つだけだから、内容がどうだったのかはわからないんだ。

受験までに少し時間があるから、どんな流れで実技試験が行われるのかだけでも知りたいな。

これまで受験した人たちから情報を集めると、見えてくるものはあるよ。

えー、なになに。教えて!

では、今回は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー検定試験実技試験の流れを紹介します。

わーい!

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日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)とは

下記の記事で紹介していますので参考にしてください。

実技試験の概要に関しては、記事の下部にあります。

新カリキュラムの実技確認テストについてはこちらから

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実技試験の流れ

試験会場に集合してから解散するまでの流れは下記の通りです。

実技試験の流れ
  • STEP1
    控室に集合し、全体説明を受ける
  • STEP2
    試験問題配布所に移動
  • STEP3
    問題用紙を受け取り、出題内容を確認する
  • STEP4
    試験会場に入室
  • STEP5
    氏名の確認、物品の確認
  • STEP6
    カテゴリーⅠ
     読み合わせ 1分
     試験 8分
  • STEP7
    カテゴリーⅡ
     読み合わせ 1分
     試験 11分
  • STEP8
    カテゴリーⅢ
     読み合わせ 1分
     試験 8分
  • STEP9
    検定終了
  • STEP10
    試験問題を検定員に渡して退室
  • STEP11
    解散

試験時間は30分間

上記の表を見てわかる通り、試験会場への入室から退室までが約30分間です。

入室すると息つく暇もなく一気に3カテゴリーが進行していきます。

試験直前の待機中に試験問題が渡される

最も緊張する試験直前。

試験会場に入室する5分前に試験問題配布所で3カテゴリーの問題用紙が渡されます。

この用紙は自由にメモを取ることができます。

入室前に出題される問題が確認できるのは助かりますね。

試験問題の読み合わせ

事前に渡された用紙をもとに、試験開始直前に検定員と読み合わせを行います。

受験者が試験問題を読み、検定員がそれを聞いて確認します。

読み合わせ時間は1分間ありますが、読み合わせが早く終わった場合、前倒して試験を開始することが可能です。

しかし、1分をオーバーしてしまうと、オーバーしたところから自動的に試験時間開始となってしまいます。

時間をオーバーするケースはさほど多くはないと思いますが、緊張しないために読み合わせの練習をしておくと良いでしょう。

検定員は3名

以前の記事でも紹介していますが、検定員は2名がアスレティックトレーナー、1名はスポーツドクターです。

アスレティックトレーナーのうち1名が進行役となります。

試験中は検定員に質問しても答えることができないことになっています。

競技者モデルは1名

男性の公認アスレティックトレーナーです。年齢は20~30代くらいで、体格や体力レベルは様々です。

競技レベルはレクリエーションレベルが多い傾向です。

各カテゴリー試験進行中は、この競技者モデルを競技者と想定し、アスレティックトレーナーとして必要な情報を収集しながら進めます。

競技者の設定(受傷機転や傷害所見、これまでの経緯など)は熟知していますので、必要な情報に関する質問は積極的にしていきましょう。

質問されたことのみに答え、曖昧な質問に対しては「わかりません」と答えます。

「わかりません」と言われたからといって焦らず、わかりやすい質問に変えてもう一度聞いてみましょう。

カテゴリーⅢのエクササイズ指導の際は、その競技者モデルの体格や体力レベルに合ったエクササイズやドリルを指導していくと良いでしょう。

ただし、エクササイズの実施方法が分かりにくかった場合などには、競技者モデルから質問されます。その際も慌てず落ち着いて答えましょう。

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試験会場に用意されているもの

各カテゴリーをスムーズに行えるように、下記の物品が用意されています。

入室後に1分の確認時間があります。

確認時間中に物品に触れることは禁止されていますが、しっかりと目視で確認しましょう。

物品一覧

物品数量物品数量
トレーナーベッド1氷嚢1
バンテージ大・小各1ビニール袋1
ストレッチマット2三角巾1
ステップ台2タオル1
鉄アレイ(2㎏)2ダミー氷入りクーラーBOX1
テニスラケット1砂のう(3㎏)1
ソフトシーネ(SSサイズ・Mサイズ)各1ミニハードル3
ボール(バレー,サッカー,バスケ,ラグビー,硬式テニス)各1ラダー1
コンタクトバッグ1バランスディスク2
関節角度計※1セラバンド(黒、緑、赤、黄)各1
打腱器1マーカー10
メジャー※1メディシンボール(1㎏)1
1バランスボール(75cm)1
ピンクリップ1挙上用枕1
テーピング用ハサミ・カッター※1テーピングテープ一式次項
※は使い慣れたものを持ち込み可

テーピングテープ一覧

テーピングテープは日本スポーツ協会が用意したものを使用します。

テープの種類数量テープのタイプ品番
25mm非伸縮テープ1バトルウィンCタイプCH25,C25F,C25F2
38mm非伸縮テープ1バトルウィンCタイプC38,C38F,C38F2
50mm伸縮性粘着テープソフトタイプ2バトルウィンELタイプEL50,EL50F
50mm伸縮テープ2バトルウィンEタイプE50,E50F
75mm伸縮テープ2バトルウィンEタイプE75,E75F
アンダーラップ1バトルウィンU-タイプU70,U70F

踵置きは持参する

膝関節のテーピングを行う際に、選手の踵の下に入れる踵置きは持参します。

踵置きの作り方

 38mmテープの芯7本を並べ、六角形にし、その周りを伸縮テープを巻く

カテゴリーは3つ

繰り返しになりますが、カテゴリーは下記の3つです。

カテゴリーⅠ 救急処置 検査・測定と評価
カテゴリーⅡ アスレティックリハビリテーション
カテゴリーⅢ テーピング

Ⅰ 救急処置、検査・測定と評価

カテゴリーⅠの評価のポイントは下記の通りです。

①病態理解のための情報収集力
 →病態からみた評価項目の理解と適切な手順(問診・視診・触診)

②対象部位の機能・理学検査による鑑別評価
 →鑑別に必要なROM・MMT・整形外科的テストの実施

③情報収集・鑑別評価実施時のリスク管理
 →手技の事前説明、痛みの確認、病態を悪化させない配慮

④スポーツ外傷・障害に対する救急処置
 →正しい手順・方法での救急処置(安静肢位・固定肢位・固定方法の選択、RICE 処置)

⑤評価結果及び救急処置の選手への説明
 →適切な言葉で選手に病態の説明

Ⅱ アスレティックリハビリテーション

カテゴリーⅡの評価のポイントは下記の通りです。

①評価実技能力
 →アスレティックリハビリテーションプログラム処方に必要な機能評価のスキル

②プログラム作成能力
 →傷害特性・競技特性・フィットネスレベルにあわせたプログラム作成
  ※プログラムとは複数のエクササイズメニューで構成されているもの

③エクササイズ指導能力
 →エクササイズの適切な実技指導

④説明・コミュニケーション能力
 →評価、エクササイズ指導及びリスク管理における必要なコミュニケーション

⑤リスク管理能力
 →傷害特性、競技特性、フィットネスレベルを考慮した症状増悪や二次損傷のリスク回避

Ⅲ テーピング

カテゴリーⅢの評価のポイントは下記の通りです。

①外傷・障害の理解とテーピングの種類・手技の選択

②ポジショニングの適切さ
 →選手の姿勢の配慮、リスクの配慮、巻く側の姿勢

③テープを巻く範囲
 →アンダーラップ・アンカー・サポートテープの位置、方向、角度

④適切な張力で効果的なテーピングの実施
 →たるみ、しわ、食い込み

⑤手早く綺麗なテーピングの実施
 →時間、仕上がりの綺麗さ、全体としてフィットしているか

左右の間違いは0点

試験中は緊張してしまい、うっかり左右を間違えてしまうこともあると思います。

各カテゴリーで終始左右を間違えたまま試験を終えてしまうと、そのカテゴリーは0点となります。

混乱してしまい、途中で分からなくなってしまったら、競技者モデルに「こちらでしたっけ?」と確認しましょう。

この質問に対して競技者モデルが「わかりません」と返答することはありません。

わー、すごい情報量。

これを全部頭に入れて臨むのか…。

これまでの授業や講習会で培ってきた知識や技術を、すべて発揮できる試験になっているね。

カテゴリーが3つあるけど、それぞれに対策はないの?

それについては、また後日、記事をアップしていきますね。

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