JSPO-ATの理論試験を2029年までに合格しなければならない理由はわかったよ。
実は、NSCAが認定するCSCSの受験条件も2029年を機に変更になるんだ。
2030年からCSCSの受験条件が厳しくなるよ。
今回はCSCSの受験条件について解説していくね。
わーい!
そもそもCSCSって何?
NSCAは、National Strength & Conditioning Asosiation の略称です。
CSCSとは、認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリストのことです。
過去の記事でも紹介していますので、ご覧ください。
新しいCSCS受験学位条件
2030年よりCSCSには下記の受験条件が施行予定となっています。
下記サイトも参考にしてみてください。
NSCAが認定するストレングス&コンディショニング関連の教育プログラムを卒業し、学位を取得していること、または同プログラムに在学している大学卒業見込み者
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NSCAが認定するストレングス&コンディショニング関連の教育プログラム
2021年までに第三者認定機関が設立され、ストレングス&コンディショニングの専門職によって必要な教育プログラムの内容が検討されます。
一体どんな内容の認定プログラムになっているのかは、現時点で明らかになっていません。
また、認定プログラム制度に関しては、現在の認定校制度とは異なるものになります。
今後、NSCAが承認する認定機関が、教育プログラム認定に関する国際的な基準とガイドラインを定めていくようです。
現行の受験条件
現行のCSCS受験条件は下記の通りです。
4年制大学の卒業見込み者、または学位(学士・修士・博士)及び高度専門士の称号を取得している者
学位 | 区分 | 修業年限 |
---|---|---|
学士 | 大学を卒業した者 | 4年 |
修士 | 大学院の修士課程(または博士前期課程)を修了した者(修士論文の審査に合格) | 2年 |
博士 | 大学院の課程を博士課程(または博士後期課程)修了した者(博士論文の審査に合格) | 3年 |
高度専門士 | 専修学校専門課程で要件を満たすと文部科学大臣が認めた者 | 4年 |
高度専門士は4年制専門学校を卒業することによって与えられる学位です。
学位についての詳細は下記リンク先を参考にしてください。
また、現在、3年制専門学校を卒業している方は、最短で学士を取得する方法も記事で紹介していますので参考にしてください。
現行との違いは?
2030年以降の受験要件である学位は、「ストレングス&コンディショニング専門職に対する学術的また経験的要求に関連する分野の学位」でなければならないという意味のようです。
2029年までの受験要件は、どんな分野でも学士や高度専門士以上の学位があれば、受験条件が満たされていました。
2030年以降は、学士や高度専門士の学位があっても受験条件を満たすことができなくなります。
2030年以降にCSCSを取得するためには
NSCAが承認した教育プログラムの認定機関(大学や専門学校)に入学し、卒業または、在学中で卒業見込みとなる必要があります。
NSCAは、2022年より大学や専門学校からの認定申請の受付を開始しているようです。
既存のCSCS資格保有者に影響はある?
現在の資格保有者には何も影響はないようです。
従来通り、こつこつとCEUをためていき、資格更新し続けていきましょう。
日本では2018年のNSCAジャパン総会で発表されたけど、進捗情報が入手できていないんだ。
まだわかっていないことも多いんだね。
パブリックコメントから移行までの期間が長いものほど、条件は厳しくなる傾向はあるから、2029年までに取得しておいた方が良いことに違いはないよ。
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