トレーナースキル

アイシングの固定|ラップとバンデージどちらが良い?

場面にもよりますがスポーツ現場ではアイシングラップの方がおすすめです。長さの融通が利き、衛生面でも管理しやすいためです。バンデージは厚みのある伸縮性の包帯で、アイスパックの固定に限らず関節の固定にも用いられます。伸縮の強さが調整しやすいため、患部の圧迫や固定には重宝します。
おすすめ書籍

カパンジー機能解剖学|関節運動の理解が最も深まる医学書

関節の機能や構造が事細かに書かれて、すべてのページにおいて、見開き左ページに解説文、右ページにイラストが掲載されています。整形外科疾患を多く診る医療従事者(医師、理学療法士、柔道整復師、鍼灸マッサージ師など)や、それを目指す学生の方には是非読んでいただきたい一冊です。
トレーニング基本の「き」

筋肥大効果を最大に高める方法|局所に乳酸を溜めろ

筋肥大とは筋横断面積の増大、つまり筋肉を太くするということです。筋肥大はトレーニング刺激に対して筋が適応することで生じます。中重量を用いて高回数、短い休息時間で多セット行うことで、局所に乳酸などの代謝産物が溜まり、成長ホルモンの分泌が促されて達成されます。
初学者向け

エネルギー供給機構って何?ATP-CP系、解糖系、有酸素系

筋収縮はアデノシン3リン酸(ATP)が必要です。しかし筋線維内に貯蔵されているATPは約2秒の筋収縮に必要な量しかなく、運動を継続するためにはエネルギー供給機構によりATPを供給され続ける必要があります。今回は、ATP-CP系、解糖系、有酸素系について紹介しています。
論文まとめ

10秒片脚立ちができないと死亡リスクが1.86倍に!

中高年者の平衡感覚の低下は死亡リスクを高める可能性があります。51-75歳の対象者の7年間の追跡調査で、10秒間片脚立ちが完遂できなかった者の生存率はログランク検定85.6(p<0.001)。全死因死亡のハザード比1.84(95%信頼区間:1.23~2.78,p<0.001)と有意に高い結果でした。
ツール

テーピング用ハサミは「バトルウィン テーピング・シザーズ」一択

テーピングを切る道具としては、バトルウィン テーピング・シザーズが最も適しています。テープの先端部が曲がっており、テープの下に刃先が入りやすい構造で、刃先にプラスチックも安全ガイドがついているため肌を傷めない形状になっています。刃部はフッ素コーティング加工によりテープののりがついてベタくことがありません。
ツール

アブストラップを使えばハンギングコアエクササイズが簡単に!

ハンギングコアエクササイズとは、ぶら下がった状態で行う腹部のエクササイズです。やってみたいけれど、握力がもたない、肩が痛くて挙がらないなどの方はアブストラップを使用することで、ハンギングコアエクササイズのハードルがグッと下がります。
ツール

懸垂上級者ならディッピングベルトを使え!

懸垂は広背筋や大円筋といった肩関節伸展筋を効果的に鍛えることができるエクササイズです。ディッピングベルトは、チェーンにプレートを通し、腰に引っ掛けることがで自体重+αの負荷を加えることができ、効果的なトレーニングにつながります。またストレングスバンドを腰に掛けることにより、体重以上の負荷をかけることができます。
ツール

懸垂を始めたいならストレングスバンドを使え!

懸垂は広背筋や大円筋といった肩関節伸展筋を効果的に鍛えることができるエクササイズです。ストレングスバンドでアシストすることで、最下点でストレングスバンドが最も伸張し体重負荷が軽くなり、スティッキングポイントを超えることができます。懸垂はプルアップ、チンアップ、チンニングとも呼ばれています。 プルアップバーを引いて体を挙上させるにつれ、ストレングスバンドが短縮し、体重負荷が重くなります。 この種目を「アシストチン」や「アシストプルアップ」と呼びます。
おすすめ書籍

ネッター解剖生理学アトラス|生理学を学ぶすべての人に知ってほしい一冊

ネッター解剖生理学アトラスは、生理学のリアルで見やすいイラストがオールカラーで掲載。見やすさはもはや芸術品。1ページ1ページがとにかく見やすくわかりやすい「美術作品」といってもいいレベルです。アスレティックトレーナーはもちろん、S&Cコーチ、医師、歯科医師、看護師、診療放射線技師、理学療法士、鍼灸マッサージ師、柔道整復師、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師にもおすすめ。医学部、医療系学校、スポーツ系学校の入学祝いにも喜ばれます。
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