![](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/10/eureka.png)
今回は、チームや団体などで楽しくアジリティ能力を向上させるセブンボールを紹介します。
アジリティ能力とは
![](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/step_work-1024x683.jpg)
アジリティ能力は、様々なスポーツの場面で使われます。
①刺激への反応
②効率的な動作の開始
③適切な方向への移動
④素早い方向転換や停止
相手やボールの動きに対して素早く反応し、迅速に、円滑に、効率的に、プレーを行うことを可能にする能力です。
方向転換はCOD(Change of Direction)とも言われています。
その一部は、アスレティックリハビリテーションにも応用されています。
心肺持久力や全身持久力などと呼ばれる有酸素能力を高めるトレーニングはこちら
人数
基本的に4人で行うトレーニングです。
数か所に分ければ、数十人の大人数でも同時に行うことができます。
十分にウォームアップを行ってから実施しましょう。
使用する道具
・ケンケンパリング 5個(コーン、マーカー、フラフープ、ラインで円を描いても良い)
・ホイッスル
![](https://eureka-sports.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://eureka-sports.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://eureka-sports.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
準備
![セブンボール中央にボールを7個置く](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/junbi-1-1024x576.png)
ケンケンパリングやコーンを図のように配置させます。
ボールを中央のケンケンパリング内に7つ置きます。
参加者4名は自陣からスタートします。
スタート
![セブンボール中央から自陣にボールを1個ずつ運ぶ](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/start-1-1024x576.jpg)
ホイッスル等のスタートの合図で、中央のボールを取りに行きます。
ボールは1個しか持つことができないため、1個ずつ自陣に集めていきます。
ボールを自陣に置く際には放り投げてはいけません。
自陣のケンケンパリング内から外れたボールはカウントされません。
進行1
![セブンボール自陣にボールを置いたら、再び中央から自陣にボールを1個ずつ運ぶ](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/progress_1-1-1024x576.jpg)
自陣にボールを置いたら、素早く次のボールを取りに行きます。
進行2
![セブンボール他者の陣地から自陣にボールを1個ずつ運ぶ](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/progress_2-1-1024x576.jpg)
中央のボールが無くなった後は、他者の陣地からボールを取りに行き、自陣に運びます。
この際もボールは1個しか持つことができません。
陣地から出ているボールも回収可能です。
勝敗
![セブンボール最初にボールを3個集めたところが勝ち](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/finish-1-1024x576.png)
自陣に最初に3個集めた人が勝者です。勝者が決まった時点で終了です。
勝負のカギ
左右、対角にいる他者の陣地を常に確認し、他者が3個集める前に、自陣に3個集めます。
そのため、他者の陣地でボールが2個揃っているところを瞬時に見つけ、ボールを取りに行きます。
また、正方形の場合、対角線の陣地は一番遠くなるため、原則は左右の陣地を狙うと良いでしょう。
バリエーション
![セブンボール自陣のチームメイトに指示してもらうことで拮抗しやすい](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/12/shiji-2-1024x570.png)
4人以上いる場合は、チーム戦として行ってもよいでしょう。
走者でない者がコーチ役に徹し、次にボールを取りに行く陣地がどれかを指示するという方法もあります。
また、前走者がボールを置いたら次走者がスタートをする、リレー形式もあります。
その他の要素
いろいろな要素が考えられますが、下記を変化させると、問題点を解決したりターゲットを絞ることができます。
要素 | ターゲット |
---|---|
ボールを8個にする | 勝負が拮抗していて決着がつかない 決着を早くつけたい |
距離を長くする | 有酸素能力(心肺機能)を高めたい アジリティ能力よりもスプリント能力を高めたい |
![](https://eureka-sports.com/wp-content/uploads/2022/10/eureka.png)
今回は、セブンボールを紹介しました。
冬のトレーニングやウォームアップでも盛り上がる内容です。
ぜひ、スポーツトレーニングの一環としてご活用ください。
コメント