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スポーツ医科学の最新情報を得るには、最新の関連書籍や雑誌、論文を読むことが重要だよ。
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でも、なかなか忙しくて図書館や書店にも行けないし、専門書は最近は通販でも手に入るけど、買うにしても高額で…。
月刊誌は1冊3千円もするし、書籍も1万円近いものばかりだし…。
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学生さんたちやスポーツ現場で活動しているトレーナーさんたちは、なかなか時間もお金も掛けていられないよね。
時間もお金もない人でも、無料で世界の論文情報を入手できる方法があるよ。
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え?どんな方法があるの?
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それは論文検索サイトから入手する方法。
この方法を使えば、時間も場所も選ばずに、無料で論文の情報を得られるんだ。
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インターネットは間違った情報も多いって学校で習ったから、考えたこともなかった。
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インターネットは間違った情報も多数あるね。
でも、今回紹介する方法は科学的根拠(エビデンス)が証明されているものばかり。
・現場で忙しく活動しているけど、最新の論文の情報も得たい
・学校でトレーナーの勉強をしているけど、一歩進んだ情報も得たい
という欲張りなトレーナーさん、学生さんたち必見です!
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わーい!
今の主流は「インターネット検索」
参考書なら書店や図書館に行かなくてもネット通販で手に入る時代になりました。
しかし、専門書は高額な上に、置いてある書店や図書館を探すだけでも一苦労…。
それが今では時間もお金もかけずに、自宅にいながらリアルタイムで情報を得ることができます。
それがインターネット検索です。
今回は、論文検索サイト5選を紹介します。
論文検索サイト5選
論文検索サイトはデータベースとも呼ばれています。
キーワードを入力して検索すると、関連する論文が表示されます。
図書館や書店で書籍を探す必要がなく、無料で読むことができる論文が非常に多くあります。
Google scholar:グーグルスカラー
Googleが提供する論文検索サイトです。
幅広いジャンルや言語のキーワードから検索することができます。
「引用元」の横に表示されている数字は、被引用数=その論文が他の論文に引用された回数です。
この数値が多いほど引用されている論文が多く、すなわち注目度の高い論文といえます。
この注目度の高い論文が上位にヒットして表示されるのがGoogle scholarをお勧めしている理由の一つです。
CiNii:サイニー
国立情報学研究所が運営する論文検索サイトです。
日本の論文や大学図書館の書籍、雑誌、博士論文をキーワードで検索できます。
書籍や雑誌の場合、所蔵されている図書館が表示されます。
J-STAGE:ジェイステージ
文部科学省所管の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する論文検索サイトです。
日本国内で発行された3,000誌以上の幅広い分野の刊行物が公開されています。
情報の迅速な流通と国際情報発信力の強化、オープンアクセスの推進を目的としていて、ここで公開されている論文のほとんどは無料で閲覧できます。
PubMed:パブメド
NLM(アメリカ国立医学図書館)内のNCBI(国立生物科学情報センター)が作成しているデータベースです。
生命科学や生物医学に関する文献を掲載するMEDLINEなどがデータソースになっています。
世界の主要医学系雑誌等に掲載文献を検索することができます。
医中誌Web:いちゅうしウェブ
日本国内の医学関連分野の文献情報を収集した有料の論文検索サイトです。
日本の医学、歯学、薬学、看護学、獣医学分野の学術誌に掲載された1,000万件以上の文献情報の検索と閲覧ができます。
有料サイトのため、利用にはログインが必要です。
英語の論文はブラウザの機能で日本語に翻訳
日本と比較すると、海外の方が圧倒的に多数の研究論文が投稿されています。
英語が読めなくても大丈夫!
ある程度のテキストデータであれば、SafariやChromeの機能で日本語に翻訳してくれます。
下記リンク先を参考にしてみてください。
有料論文が無料で閲覧できる方法
学生であれば、所属の大学や専門学校によっては学校がアカウントを持っていることがあります。
IDとパスワードを入力してログインすることで、無料で読むことができます。
卒業後も図書室が使える学校では、学内のパソコンからアクセスができます。
大学や専門学校の図書館にアカウントがあるかどうかを確認してみましょう。
初心者にはGoogle scholar
今回はスポーツ医科学論文の探し方を紹介しました。
現場で活躍するトレーナーの皆さんは、Google scholarを試してみるとよいでしょう。
こんな文献も見つけられます。
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スポーツ傷害予防について調べるのであれば、Google scholarを開いて「スポーツ」「傷害」「予防」と検索してみて。
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お、何やらいっぱい出てきたよ。論文がこんなにあるんだね。
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英語の論文も探せるんだ。
同じテーマであれば、「sports」「injury」「prevention」と検索してみよう。
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おお!ブラウザの翻訳機能を読めば、バリエーションも広がるね!
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論文検索サイトには、それぞれ様々な利点があるので、複数のサイトを併用し、自分に合った論文を探してみてね。
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