トレーナーに資格は必要か|トレーニング指導系資格から考える

トレーナーに資格は必要か NSCA JATI トレーニング指導 コーチ 資格のこと
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トレーナーになりたいんだけど、何か資格をとった方がいいの?

実はトレーナーって資格がなくても名乗れるし、国家資格みたいな独占業務でもないから、資格がなくてもなれるんだ。

例えば、プロ野球やJリーグなど、トップアスリートを対象とするようなトレーナーやトレーニングコーチの場合、資格保有を応募資格としていることもあるんだ。

資格を持っていないとプロ球団には応募できないの?

応募はできるだろうけど、よほどの実績を持っている人でないとだいたいは書類選考で落とされるよ。

本当に?それは困る。資格について詳細に教えてほしいな。

では今回は、本当に必要なトレーナーの資格について紹介します。

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トレーナーは無数にある

そもそも日本においての「トレーナー」の定義があいまいであるため、トレーナーという名前を聞いただけでは何する人だろうという話になります。

トレーナーの種類をいくつか挙げてみます。

トレーナーの種類

アスレティックトレーナー
ストレングストレーナー
コンディショニングトレーナー
フィジカルトレーナー
パーソナルトレーナー

明確な区別ができるようにトレーナーの前に役割名がついていることが多いです。

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プロチームのトレーナーになるための資格4選

各団体が認定している資格は無数にありますが、プロチームの募集をみている限り、主要な資格は下記の通りです。

トレーナーの資格

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
日本トレーニング指導者協会トレーニング指導者(JATI-ATI)

混沌とするトレーナーの資格ですが、資格の特性を知ることで、どの資格がどこに活きるかが見えてきます。

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日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)

JSPO-ATに関しては過去に記事で紹介していますので、下記リンクを参考にしてください。

NSCA:National Strength & Conditioning Asosiation

NSCAは、National Strength & Conditioning Asosiation の略称です。

トレーナー業界、SC業界での知名度は最も高い団体の一つで、アメリカに本部を持ち、NSCAジャパンを日本支部としています。

スポーツ科学、各スポーツ競技、医療分野、フィットネス分野などの様々な専門家グループと共に、スポーツパフォーマンスとフィットネスの向上を目的とした、適切なストレングストレーニングとコンディショニングの活用という共通のゴールを目指して活動しています。

科学者とスポーツ現場の指導者との橋渡しを目標に掲げ、ストレングストレーニングとコンディショニングの分野に関する新しい研究の実用化を目指すことで、トレーニング指導の専門的職業としての発展を促進しています。

NSCAジャパン

ストレングス(Strength)とは、筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力です。

コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えることです。

コンディショニングについては過去の記事を参照にしてください。

CSCS

CSCSとは、認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリストのことです。

傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。

指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。

筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。

ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者などがCSCSの資格を取得しています。

2029年までの受験条件

4年制大学の卒業見込み者、または学位(学士・修士・博士)及び高度専門士の称号を取得している者

  1. NSCAジャパン会員である
  2. 学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
  3. 有効なCPR/AEDの認定者

上記条件を満たした上で、認定試験の基礎科学セクションおよび実践/応用セクションに合格するとCSCSに認定されます。

なお、上記受験条件は2030年から変更となることが発表されています。

2030年以降の受験条件

NSCAが認定するストレングス&コンディショニング関連の教育プログラムを卒業し、学位を取得していること、または同プログラムに在学している大学卒業見込み者とされています。

詳細は下記の記事をご覧ください。

NSCA-CPT

CPTとは、認定パーソナルトレーナーのことです。

健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。

指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います

そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。

パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などがNSCA-CPTを取得しています。

受験条件

  1. NSCAジャパン会員である
  2. 満18歳以上
  3. 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
  4. 有効なCPR/AEDの認定者(*)

上記受験条件を満たし、認定試験に合格すれば、NSCA-CPTに認定されます。

詳細については下記をご覧ください。

日本トレーニング指導者協会

日本トレーニング指導者協会(JATI)は、競技力向上や健康づくりなど、さまざまな現場でトレーニング指導に携わる者たちが、相互研鑽を通じて専門性を高め、それにより社会への貢献を果たすことを目指して集う組織です。

  1. 日本の環境や実状に合ったトレーニングの構築
  2. 日本におけるトレーニング指導者資格の確立
  3. トレーニング指導者の社会的地位の向上と相互扶助
  4. 教育・研修、指導者間の交流や情報交換の促進

下記リンクを参照にしてください。

日本トレーニング指導者協会

トレーニング指導者(JATI-ATI)

対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要な知識を習得したと認められた方に授与されます。

スポーツ選手や一般人を対象としたトレーニング指導の専門家
トレーニングコーチ
フィットネスインストラクター
パーソナルトレーナー

上級トレーニング指導者

対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要とされる高度な知識を有するとともに、実技のデモンストレーション技能や指導技能を十分に習得したと認められた方に授与されます。

トレーニング指導の専門家として高いレベルの知識と技能を有し、後進への指導を行う能力も有することを証明する上級資格として位置づけられます。

ハイレベルなアスリートを対象としたトレーニング指導者、大学や専門学校等にてトレーニング指導者の教育・養成に携わる方、フィットネスクラブのチーフインストラクターなどに推奨されます。

ハイレベルなアスリートを対象としたトレーニング指導者

大学や専門学校等でトレーニングの教育・養成に携わる者

フィットネストレーナーのチーフインストラクター

上級レベルのパーソナルトレーナー

特別上級トレーニング指導者

トレーニング指導者として必要とされるきわめて高度な知識及び技能を有するとともに、長期にわたる実務経験とすぐれた指導実績を保持していることを認められた方に授与されます。

国内を代表するトレーニング指導者として、業界の社会的地位向上を担う最上級資格として位置づけられます。

国際レベルのトップアスリートを指導するトレーニング指導者

大学や専門学校等におけるトレーニング指導者の教育・養成統括担当者

フィットネスインストラクターの教育研修担当者

最上級レベルのパーソナルトレーナー

資格を取ろう

それぞれの資格を取るための方法を知りたいな。

それはまた今度の記事で紹介しますね。

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