ぎっくり腰や坐骨神経痛にも効く!腰痛のツボ5選

ぎっくり腰や坐骨神経痛に効く腰痛のツボ5選 東洋医学
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鍼(はり)治療が腰痛に効くことは理解できたけど、腰痛にはどんなツボが効くの?

今回は腰痛に効くツボを紹介するね。

なお、腰痛の原因には、重篤な疾患が潜んでいることもあります。

決して自己判断をせず、主治医に相談の上、治療と併用しながらツボを刺激してみてください。

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ツボの押し方

ツボの刺激の方法は、鍼や灸が使えない場合、指を使って圧迫する指圧が一般的です。

ツボの押し方

ツボの位置を探す
指先を使って、心地が良い(イタ気持ち良い)強さで圧迫する
押したまま2~3回ゆっくりと深い呼吸を繰り返す
ゆっくりと圧迫を解除する

ゆっくりと深い呼吸を繰り返し、15~30秒くらい持続して圧迫するのがお勧めです。

また、ドラッグストアでも販売している「せんねん灸」や「パッチ鍼(鍼が短いもの)」もお勧めです。

それでは、腰痛に効くツボを紹介していきます。

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養老:ようろう Yanglao SI6

養老

養老はぎっくり腰などの急性腰痛症に使われます。

養老の取り方

手首を反らしたときに、手首のシワができます。
一番深い手首シワから、肘に向かって親指幅1本分の距離にあります。
手首の小指側にあるビー玉くらいの骨のでっぱり(尺骨頭)のキワに取ります。

経絡:手の太陽小腸経

取穴部位:前腕の後内側、尺骨頭橈側のくぼみ。手関節の背側横紋から上に1寸。

腰痛以外の効能:難聴、耳鳴り、視力減退

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腰痛点:ようつうてん Yaotongdian

腰痛点

腰痛点はぎっくり腰などの急性腰痛症に使われます。

腰痛点の取り方

手の甲の指の骨(中手骨)の間にあり、人差し指と中指の間薬指と小指の間です。
手首シワと指の付け根の関節との距離の真ん中にあるくぼみに取ります。

経絡:奇穴(経絡には属さない)

取穴部位:手の甲で、第2中手骨と第3中手骨の間、および第4中手骨と第5中手骨の間。手関節横紋と中手指節間関節の中点。

腰痛以外の効能:頭痛、耳鳴り

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腰眼:ようがん Yaoyan

腰眼

腰眼は1か月以上続くような慢性腰痛症に使われます。

腰眼の取り方

ベルトの高さで腰に手を当てた時、親指が当たるところのくぼみに取ります。
骨盤の一番高いところ(腸骨稜の頂点)に取ります。

経絡:奇穴(経絡には属さない)

取穴部位:第4腰椎棘突起の下で、外側へ約3.5寸にあるくぼみ。

腰痛以外の効能:肺結核

委中:いちゅう Weizhong BL40

委中は1か月以上続くような慢性腰痛症坐骨神経痛に代表される放散性腰痛症に使われます。

委中の取り方

膝の裏側(膝窩)のくぼみの真ん中に取ります。
膝を曲げた時にできる最も大きなシワの真ん中です。

経絡:足の太陽膀胱経

取穴部位:膝の後面で、膝窩横紋の中点。

腰痛以外の効能:腹痛、膝痛、熱中症

崑崙:こんろん Kunlun BL60

崑崙

崑崙は1か月以上続くような慢性腰痛症坐骨神経痛に代表される放散性腰痛症に使われます。

崑崙の取り方

足の外くるぶし(外果)とアキレス腱の間のくぼみに取ります。

経絡:足の太陽膀胱経

取穴部位:足関節の後外側、外果尖とアキレス腱の間にあるくぼみ。

腰痛以外の効能:難産、頭痛、めまい、肩背部

腰痛に対する鍼治療の有効性

鍼治療の腰痛の有効性はエビデンスで証明されています。

腰痛に対する鍼治療の有効性

2018年のレビューでは、12件の研究(8,003人)のデータで、鍼治療は腰痛や首の痛みに対して効果があり、10件の研究(1,963人)のデータで、偽鍼治療よりも鍼治療の方が効果的であることが示されました。
鍼治療と無治療の差は、鍼治療と偽鍼の差より大きく、鍼治療の鎮痛効果は非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)に匹敵するものでした。

米国医師会(American College of Physicians)による2017年の臨床診療ガイドラインでは、「慢性腰痛の第一選択治療として推奨される非薬物療法」に鍼治療が含まれています
急性腰痛に対する鍼治療を支持するエビデンスは質が低く、慢性腰痛に対するエビデンスは質が中程度と判断された。

アメリカ医師会のガイドラインでも、鍼治療は「薬を使わない慢性腰痛の治療法」の選択肢の一つとされています。

詳細についてはコチラから。

世界保健機関(WHO)が認めた鍼灸の有効性

WHOが認めた鍼灸の有効性はこちらの記事

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の資格についてはこちらの記事

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